設備OEM向けの仕上げ済み取付面を備えた鋳造ハウジング
RELIAは鋳造と取付面の仕上げを同一仕様で管理し、必要な接合部を管理した状態でハウジングを組立工程へ届けます。
鋳造と機械加工を組み合わせたハウジングのお問い合わせでは、まず当社の 鋳造ギアボックスハウジングの事例 および CNC加工付き鋳造部品を参考にできます。これらはそれぞれ独立した製品掲載例です。お客様のハウジングを、単一の承認済み工程で鋳造・機械加工できることを証明するものではありません。
納入するハウジングを一つのプロジェクトとして検討し、鋳造形状と仕上げ済み取付面を同じ図面版に紐付けることができます。これにより、位置決め穴や位置決め面を要求どおりに仕上げられない鋳放し品を、設備担当チームが受け入れてしまうことを防ぎやすくなります。

完成部品を基準に判断
各工程を通じて完成図面を確認し、鋳放し形状、加工代、合格とする面が同じ設備要件を満たすようにできます。見積書で、お客様のハウジングに用いる鋳造、仕上げ、検査の工程を確認します。
鋳造方法は形状によって決まる
肉厚、空洞、材料、生産数量によって、検討すべき工程が変わります。カタログにダイカスト製ハウジングが掲載されていても、その製法が別の形状にも適しているとは限りません。完成ハウジングを定義し、実際の製法は生産提案で明示してもらいましょう。 鋳造部品の事例 は出発点となる形状の参考としてご覧ください。何を鋳造し、その後どこを機械加工するかは、あくまでお客様の完成ハウジング図面で決まります。

加工代は早期に計画する必要がある
鋳放しのまま残す面と、機械加工が必要な穴や取付面を区別します。これにより、工程検討で具体的な選択ができます。十分な鋳物の加工代を確保し、承認済みのハウジング図面改訂版に従って両方の重要接合部を仕上げるか、試作品を作る前に鋳造構想を見直すかです。
完成部品の見積書には、その共通の参照基準と完成寸法の責任者を明記する必要があります。
基準がハウジングと機械を結び付ける
どの面でハウジングを位置決めし、どの穴を可動部品と整合させるかを指定してください。取付面を個別の寸法として扱うだけでは、組み立てた機械に芯ずれが残る場合があります。
材料と欠陥の合否判定には根拠が必要
材質等級、使用時の荷重、指定された試験・受入基準を明記してください。製品名の「高品質」といった表現だけでは、気孔、表面状態、強度は定まりません。プロジェクト提案では、お客様のハウジングに関係するリスクに対応する必要があります。
鋳造から最終機械加工までハウジングを一貫管理
お客様のハウジングでは、鋳物の加工代と仕上げ済み接合部を、一つの図面と一つの受入工程のもとで管理します。
一つの完成ハウジング図面で、鋳物の加工代、加工基準、材料、受入対象の形状特性、納入状態を管理する必要があります。外注工程と報告書は生産前に合意します。
RELIAは自社工場で砂型鋳造ライン、2台の分光分析装置、CNC加工設備を運用しています。通常の砂型鋳物は0.5–500 kg、鋳鋼品は1–500 kgに対応し、より大型の特殊案件は図面に基づき評価します。
実際の注文RL-CS-2301:欧州の産業設備メーカーが、化学成分、寸法、超音波探傷、機械的特性の確認後、約80 kgの鋳鋼製支持部品を承認しました。2023年には、500–2,000個のロット生産に先立ち、5個の試作品を35日で完成。気孔を減らすため湯道系を改善しました。
出荷承認前に、完成部品図面、材料、検査記録が、お客様が承認した当該ハウジングと一致していることを確認してください。 会社概要を確認 または 現行のISO認証書の写しを請求。
納入状態を検査する
当社の 検査記録ガイド では、依頼すべき証拠資料を説明しています。鋳放し状態の写真に頼らず、実際の検査根拠を承認済み図面の版に結び付けてください。
試作品は組立上の問題を明らかにできる
可能であれば、提案されたハウジングを、予定する取付部品、軸受、カバーと組み合わせて取り付けてください。見つかった問題を記録し、繰り返し生産に入る前に図面を更新します。測定済み部品と、組み立てて機能する部品では、承認時に確認できる事項が異なる場合があります。

完成部品の一括見積もりで供給範囲を明確にする
完成ハウジングの図面を送る
納入部品の図面、組立参考資料、材料と数量、加工面の指示、受入要件をお送りください。仕入先を変更する場合は、既存の鋳物もご提示ください。これらの詳細を共有いただくことで、完成部品としての候補案を検討できます。